キャットフードの切り替え手順について

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いきなり切り替えない

キャットフードの変更には1週間から10日間をかけます。キャットフードはそれぞれ原材料、栄養構成が違います。特に、ドライキャットフードは見た目はみな同じカリカリですが、各メーカーが独自の方法で製造しているので栄養構成の仕方は様々です。同じメーカーのものでも種類が違うキャットフードの場合はいきなり全部を切り替えてしまうのはやめてください。毎日食べていたものがいきなり変わってしまうと体調不良や、消化不良を起こすことがあります。新しいキャットフードが体に合うかどうか、判別する意味でも慎重な移行が必要です。

切り替えの手順

では具体的なフード切り替えの手順を説明します。

  1. 今までのフード(A社)と切り替えるフード(B社)、1日分の供給量を測ります。
    仮にA社50g、B社60gだったとしましょう。
  2. これを切り替える日数で割ります。10日かけるつもりなら10で割ります。
     A社は50÷10=5g  B社は60g÷10=6g 
  3. 1日目は
    ・A社のフード (2)でだした数字に9をかけたもの 5×9=45g
    ・B社のフード (2)でだした数字に1をかけたもの 6×1=6g
    を一緒に与えます。
     2日目は
    ・A社のフード (2)でだした数字に8をかけたもの 5×8=40g
    ・B社のフード (2)でだした数字に2をかけたもの 6×2=12g
    と徐々にB社の量を増やし、 9日目は
    ・A社のフード (2)でだした数字に1をかけたもの 5×1=5g
    ・B社のフード (2)でだした数字に9をかけたもの 6×9=54g
    10日目は
    ・A社のフード (2)でだした数字に0をかけたもの 5×0=0g
    ・B社のフード (2)でだした数字に10をかけたもの 6×10=60g
    と10日目に移行が100%完了するという仕組みです。

切り替え中に問題が発生したら

キャットフードの切り替えには、新しいフードと以前のフードを混ぜて与えるというのが一般的ですが、必ずしもすんなり切り替えが完了するとは限りません。万が一途中で問題が発生した時は、どのように対処したら良いか先に知っておきましょう。

どちらのフードも食べない

2種類のフードを混ぜることで、猫がどちらのフードも受け付けなくなるというケースがあります。これを防ぐには別々の小皿に新しいキャットフード、以前のキャットフードをとりわけ、徐々に徐々に新しいキャットフードを増やしていくという方法をとるとよいでしょう。

体調不良が見られる

もし、キャットフードを切り替えている最中に食いつきが悪くなったり、吐き戻し、下痢などの症状が見られた場合は、すべて以前のフードに戻して最初からフードの切り替えをやり直してみてください。それでも症状が出るようなら、新しいキャットフードは自分の猫には合わなかったということになります。体に合わないフードを無理に食べさせる必要はありません。むしろ、アレルギーの場合は余計に猫を苦しめてしまうことがあります。原料が違うフードを試してみましょう。

切り替えは慎重に行う

飽きっぽい猫の場合は、すぐに同じ種類のキャットフードを食べなくなってしまう場合があります。キャットフードの切り替えは上記のように慎重に行うものですし、あまりコロコロキャットフードを切り替えると、猫がさらに良いものが出てくるのではないかと期待してますますフードを食べなくなる危険性があります。飽き性の猫には初めから数種類のキャットフードになれさせておいて、ローテーションで給餌するなどの工夫をしましょう。