梅雨や夏場はドライキャットフードに切り替えた方が良いのはなぜ?じめじめ季節の食事アドバイス

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じめじめとした梅雨、物が腐りやすい夏は猫の食事にも注意が必要です。普段猫にはウェットキャットフードを与えているという人も、梅雨や夏場はドライキャットフードに切り替えましょう。梅雨や夏場の猫の食事について、注意すべきことをまとめてみました。

梅雨や夏場のウェットキャットフードの現実

梅雨や夏場のウェットキャットフードにはこんなデメリットがあります。

虫がたかりやすい

水分を多く含むウェットキャットフードは、猫の嗅覚を刺激します。これは猫の食欲増進につながりますが、一方で虫を寄せる原因ともなります。水分豊富なウェットキャットフードには梅雨や夏場に発生するコバエ等の小虫がどんどん寄ってくるでしょう。これでは不衛生な食事環境となってしまいます。

酸化しやすい・腐りやすい・食中毒の危険性が高い

ウェットキャットフードはもともとドライキャットフードに比べ、酸化しやすく保存が難しいデメリットがあります。さらに湿度が高く20℃以上の気温が続く梅雨や夏場の環境下では、酸化や腐敗の速度が加速し、新鮮さは急激に失われてしまうでしょう。20分経っても猫が食べないときは、もったいなくても捨ててしまわなくてはなりません。
猫は嗅覚が鋭いので、腐った食べ物は食べない生き物といわれています。しかし、中には食べ物が傷んでいることに気が付かず、口にしてしまう子もいます。ウェットキャットフードは水分が多いため、カビや雑菌が発生しやすく食中毒の原因となる危険性も高いのです。

猫が残して不経済

猫はもともと夏場には食欲が減退する体内サイクルを持っています。梅雨や夏場は猫がキャットフードを残しがちになるでしょう。またウェットフードの香りは変わりやすく、しばらく放置すると猫が口をつけなくなることもあります。
しかしウェットキャットフードは一度封を開けてしまうと使い切る必要があるため、猫が残してしまった場合は捨てざるを得ません(口をつけていないウェットフードなら封を開けてから冷蔵庫に保管することもできますが、保存は一日が限度といわれています)。
ウェットキャットフードはドライキャットフードに比べて価格が高め。食べ残しの確率が高い梅雨や夏場にウェットキャットフードを使うのはかなりの不経済です。

梅雨や夏場はドライキャットフードに切り替えよう

では、ドライキャットフードが梅雨や夏場に向いている理由を見ていきましょう。

一度開けても密封することで保存が可能

ドライキャットフードは一度開封しても、密封することで日をまたいで保存することができます。一度で使い切る必要がないため、猫の食欲に合わせて量を加減することができますし、無駄になりにくいのです。
ただし、梅雨や夏場はドライキャットフードも腐りやすくなることに変わりはありません。できるだけ小分けのパックを使用し、常に新鮮なキャットフードを食べさせられるようにしましょう。

価格が安い

ドライキャットフードはウェットキャットフードに比べて価格が安い傾向にあります。そのため猫が食べ残したキャットフードを捨てることになったとしても、経済的な痛手は(ウェットキャットフードに比べれば)少なくて済みます。

置き餌しやすい

20分以内に食べなかったら廃棄しなければならないウェットキャットフードに比べ、ドライキャットフードは梅雨や夏場でも置き餌しやすい食べ物です。猫はキャットフードを与えた時点では食欲がなさそうに見えても、しばらくすると思い出したようにキャットフードを食べだすことがあります。ドライキャットフードならそんな猫の気まぐれにも対応できるわけです。ただし梅雨や夏場はドライキャットフードでも腐りやすい時期。置き餌するにしても少量ずつにし、こまめに中身を交換しましょう。

梅雨や夏場のドライキャットフード保存法

梅雨や夏場に役立つドライフードの保存方法をご紹介します。

高温多湿の場所を避ける

ドライキャットフードを保存するのに適している場所は直射日光の当たらない温度変化が少ないところです。高温多湿の場所を避けることで、ドライキャットフードの劣化を遅らせることができます。

密封容器や真空パックを使う

ドライキャットフードの劣化の原因の一つは酸化にあります。一度封を切ったドライフードは空気に触れる部分をなるべく少なくするため、密封できる容器や真空パックを使って保存すると良いでしょう。密封容器は害虫の侵入を防ぎ、余計な雑菌が繁殖する可能性を排除するのにも役立ちます。

乾燥材を使う

密封した容器にドライキャットフードを入れ、さらに乾燥剤を入れるという方法もあります。

梅雨や夏場の食中毒予防法は容器を清潔にすること!

梅雨や夏場の食中毒予防にはキャットフードの種類をドライキャットフードに切り替えること以外にもあります。それはキャットフードや水をあげる容器を清潔に保つこと。キャットフードにばかり気を取られがちですが、フードボウルには食べかすがいっぱいついています。そのまま放置すれば雑菌の巣になることは目に見えていますね。梅雨や夏場はフードボウルをこまめに洗いましょう(洗剤は猫の体に良くないので水洗いで十分です)。また飲み水をあげるお皿もぬるぬるしていないか確かめて、都度洗ってあげましょう。

ドライキャットフードメインにするなら水分補給に注意

梅雨や夏場はウェットキャットフードからドライキャットフードに変更することをお勧めしてきました。しかしドライキャットフードをメインにすると水分不足になりやすいというデメリットも存在します。梅雨や夏場は人も猫も水分をたくさん摂る必要があります。ドライキャットフードをメインにするなら、それにあわせて水飲み場を増やしてあげるなど、猫がたくさん水分を摂ることができるような工夫をしてあげましょう。

まとめ 梅雨や夏場は傷みの少ないドライキャットフードで乗り切ろう

梅雨や夏場はすぐに傷んでしまうウェットキャットフードには厳しい季節です。こんな時期はドライキャットフードを利用することで、できるだけ品質を保った食事を猫に与えることができます。ただしドライキャットフードでも保管方法には気を付けなくてはいけません。よりよい食事環境を目指しながら、猫とともに夏を乗り切りましょう。